すき焼き（群馬県全域）

群馬県は、平成26年9月に“「すき焼き応援県」宣言。”を行いました。

群馬県は、上質な上州和牛、生産量日本一のこんにゃく、全国にその名を知られる下仁田ねぎ、生しいたけ、白菜、春菊など、すき焼きに必要な全食材を県内産でまかなうことができます。

同年6月に「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されたことを契機に、県外のみならず、広く海外から訪れるお客様を心からおもてなしする料理として、県の魅力が結晶した「すき焼き」こそがふさわしいと考え、県をあげて「すき焼き」を推奨しています。

おっきりこみ（群馬県全域）

群馬県は、年間を通して晴れの日が多い気候と水はけのよい土壌に恵まれているため、古くから小麦栽培が盛んで、全国有数の小麦の産地として小麦から作られる「粉もの食」が発展してきました。その代表格と言えるのが「おっきりこみ」です。

「おっきりこみ」は、幅広の生麺を旬の野菜やキノコなどと一緒に煮込んだ料理です。塩を入れずに打った生麺を煮込むため、打ち粉が溶け出してとろみが出ます。具材はニンジン、長ネギ、ダイコン、シイタケ、ジャガイモ、サトイモなどが多く、調味料にはしょうゆを使うことが多いですが、しょうゆと味噌を合わせたり、味噌のみというものもあります。

焼きまんじゅう（群馬県全域）

焼きまんじゅうは、江戸時代から庶民の味として人々に親しまれてきたといわれています。 作り方は、蒸した白いまんじゅうを串に刺し、秘伝の甘い味噌ダレを塗ってこんがり焼き上げて完成です。 あんの入った焼きまんじゅうを売っているお店もあります。

高崎パスタ（高崎市）

群馬県は全国有数の小麦の産地で、高崎市は人口当たりのパスタ店が全国的にも多く、「パスタの街」として有名です。一人前の量が多いのが特徴で、お腹いっぱい食べられるのも魅力です。また、スープパスタも高崎が発祥です。

毎年11月には「キング・オブ・パスタ」という高崎市内のイタリア料理店など、パスタを主として扱うお店がパスタの味と魅力を競い合うイベントが開催され、盛り上がりを見せます。

ソースかつ丼（桐生市）

桐生で「かつ丼」と言えばソースかつ丼です。サクサク衣のカツと特製ソースの味をシンプルに楽しめます。

ひもかわうどん（桐生市）

郷土料理として古くから親しまれている「ひもかわうどん」は、通常のうどんよりも幅広で薄いのが特徴です。つるりとした口当たり、のど越しを楽しめます。お店によっては幅10cmでインパクトのあるものも。