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埼玉県のご当地グルメ

豆腐らーめん(さいたま市)

さいたま市岩槻区発祥のラーメン。醤油味のスープに、豆腐と挽肉の餡かけが麺のうえにのっており、麻婆ラーメンとは似て異なり、どちらかといえば「さっぱり」とした味です。

もともとは「レストラン大手門」の賄い食でしたが、メニューに加わり、旧岩槻市内に知れ渡りました。
埼玉県が毎年開催している「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」において、過去2回の優勝を誇るご当地ラーメンです。

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みそポテト(秩父地域)

どこの家庭でも常備されているじゃがいもを使って簡単に作れるみそポテト。サクサク、ホクホクとして、甘辛い味噌だれがよく合います。
秩父では、おかずやおやつ、おつまみの定番です。

秩父には「小昼飯(こぢゅうはん)」といって、農作業の合間など小腹がすいたときに食べる郷土料理がいろいろあります。主に地元の穀物、農産物を食材として各家庭で独特の調理をしたものです。

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川幅うどん(鴻巣市)

「こうのす川幅グルメ」は、鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の川幅が日本一であることにちなんで誕生したご当地グルメです。
荒川の普段の川幅は数十メートルですが、国土交通省は河川敷を含めた堤防の間を「川幅」と定めており、河口より上流62キロメートル地点の両堤防間の幅が2,537メートルであり、日本最長となります。
現在、御成橋のたもとと吉見町大和田の堤防に、「川幅日本一の標」が建てられています。

平成21年8月に幅約8cmの幅広うどん「こうのす川幅うどん」が誕生して以来、川幅うどんの提供店が増えると同時に、うどん以外のグルメも続々と誕生しています。

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北本トマトカレー(北本市)

北本特産のトマトをとことん使ったご当地グルメ「北本トマトカレー」。
ライスをトマトで赤くすること、ルーにトマトを使用すること、トッピングにトマトを使用すること。この3カ条がトマトカレーの条件。まさにトマト尽くしのカレーは、甘みと酸味が口の中いっぱいに広がる一品です。

北本は大正時代から続くトマトの産地で、特に「石戸トマト」の銘柄は全国的にも有名です。市内にもトマトカレーをメニューが徐々に増え、今後の広がりに注目が集まっています。

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煮ぼうとう(深谷市)

「煮ぼうとう」とは、小麦粉が比較的容易に手に入れることが可能であった土地ならではの、工夫と知恵がたっぷり入った深谷の郷土料理です。
特徴は、幅広の麺(およそ2.5cm、厚さ1.5mm程度)と、特産である深谷ねぎ、地元で収穫される野菜類をたっぷり使い、生めんの状態から煮込んでいるところです。生めんから煮込むことで、適度な「とろみ」があり、しょうゆで味をつける、深谷の冬の定番メニューです。

深谷出身で、明治時代に活躍した実業家、渋沢栄一氏も愛した「煮ぼうとう」は、市内の飲食店で味わうことができますので、ぜひ深谷にお越しの際にはお召し上がりください。 心もおなかも温まるおいしさです。

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すったて(川島町)

川島町の農家に代々受け継がれてきた郷土食「すったて」。ゴマと味噌をベースに、大葉、きゅうり、みょうがなどをすり鉢に入れてすり、だし汁か冷水を加え、つけ汁にしてうどんを食べる、いうのが代表的な作り方です。

昔から稲作が盛んだった川島町。つらい夏の炎天下での作業の合間にとる食事には、栄養があり手間をかけずに作れるすったてがぴったりでした。大豆を主成分とする味噌はタンパク質が豊富なうえ、発汗で失われた塩分も補給してくれます。しかも胡瓜や大葉、ミョウガのさっぱりした味わいが更に涼味を誘い、一気に食欲をそそります。

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飯能すいーとん(飯能市)

養蚕業が盛んだった昔、飯能では小正月(現在の1月15日)、米粉で作った団子や柑橘類を木の枝にさし、まゆ玉飾りをつくり繭の増収を祈りました。畑では毎年麦秋がみられ、地粉を使用したすいとんや、団子汁、うどんなどが各家庭で普通に食べられていました。

地産地消の考えが普及した今、飯能で取れる素材を活かし、かつて食べられていた伝統食をベースに現代の工夫を加え、和食、洋食、中華、エスニック料理までを視野に入れた斬新な飯能の食が創り出されました。それが「飯能すいーとん」です。

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うなぎ(さいたま市浦和区)

江戸時代、浦和近郊は沼地が多く、川魚が多く生息する水郷地帯で、魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わっていました。その行楽の人々に沼地でとれたうなぎを出したのが始まりで、味の良いことが評判になり、中山道を行き来する人たちがわざわざ足を運んだということです。

大正時代の半ばになって、開発のために地場のうなぎはいなくなってしまいましたが、うなぎの蒲焼という二百年来の伝統の味は、「浦和のうなぎを育てる会」によってしっかりと受け継がれています。

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高麗鍋(日高市)

日高市の地域グルメ「高麗鍋」は、2016年に「高麗郡」が建郡して1300年の節目を迎えることから、地域を盛り上げるものとして地元の有志によって考案されました。

「高麗鍋」には以下の3つの必須条件があります。
キムチの使用、地場産野菜の使用、高麗人参の使用
この条件を満たせばその他の工夫は自由であり、様々な種類が存在します。

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ゼリーフライ(行田市)

ゼリーフライは、じゃがいも、おからをベースにしたものを小判型に整えて油で揚げた食べ物です。味付けはソースです。衣のついていないコロッケといった感じで、ルーツは日露戦争に従軍した「一福茶屋」の店主、大澤輝夫さんの亡父常八さんが、中国東北地方にあった野菜まんじゅうを基にアレンジしたと言われています。

その名称が、なぜ「ゼリー」になったのかは定かではありませんが、形が小判(銭)にそっくりだったことから「ゼニーフライ」が「ゼリーフライ」に変わったためと伝えられています。明治後期には既に食されており、長い間庶民のおやつとして愛されています。値段は1個100円位です。

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