下関市豊浦町の川棚温泉を中心とした山口県の名物料理として親しまれています。明治10年、西南の役の際に、熊本城を包囲した兵士たちが焼いた瓦の上で肉を焼いて食べたという言い伝えから考案されたといわれています。
風味豊かな茶そばを牛肉・錦糸卵・のりなどとともに熱した瓦の上に盛り付け、熱々のそばをかつお風味の特製のタレに紅葉おろしを加えていただく、今や全国的に知られている存在です。
一見チラシ寿司風ですが、いっぺんに4~5升つけ込みます。その豪快な作り方と、炊きあがったご飯に、サワラ、アジなどの生魚の身をほぐして混ぜ込むのが特徴です。
風味の豊かさは天下一品です。
日本屈指の漁獲量を誇る周防瀬戸のはも。夏の代表的な味覚であり、特に周防瀬戸のはもは、関西方面へ出荷されて高い評価を得ています。
産地である防府では、皆様に美味しい天神鱧を味わっていただけるよう、市内の飲食店で結成した「はも塾」で、鱧料理の研究を続けています。
山口県のみかん生産量の80%を占める「みかんの島」こと周防大島が誇る温州みかんと、新鮮な魚介類がタッグを組んだ名物料理。
焼きみかんと地魚のつみれの入った温かい鍋を、みかん胡椒で召し上がっていただきます。
太めの揚げた中華麺の上に、大ぶりのキャベツ、タケノコ、シイタケ、キクラゲなどの野菜をたっぷり入れ、ゆるめにとろみを付けた鶏がらベースのスープがかかっています。スープで麺を柔らかくして、酢または酢醤油、ポン酢醤油などをかけて食べるのが一般的です。
第二次世界大戦後に、台湾の麺料理を参考にして作られたもので、山口市の「春来軒」が元祖だといわれています。名前の由来は、揚げた麺が「バリバリ」していることや、食べたときに「バリバリ」と音がするところからだといわれています。
2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の主人公は吉田松陰の妹「文」でした。「文」について、詳しく記された資料が少ないことから、夫の揖取素彦について記された資料より、当時の生活を探る中で、好物について書かれた書物が見つかりました。 この中に、当時の生活感が出ている「玉子かけ」という食べ物がありました。
防府市内の飲食店11店舗が各店舗の特色を生かしたオリジナル「玉子かけごはん」メニューを提供しています。
長門市のやきとりは、鶏の各部位、豚の三枚肉、野菜などを使ういわゆる”串焼きスタイル”ですが、他の地域と異なる特徴があります。
市内の焼き鳥店には、必ずガーリックパウダーと一味・七味唐辛子が置かれ、好みに応じてかけて食べるのが長門独自の食べ方!
(長門市の特産品である長門ゆずきちで作られたゆずきちこしょうが置いてあるお店もあります)
具材の間には長ネギではなく、玉ねぎを挟み、ちぎりキャベツが添えられて出てくる!
焼き鳥店には地元の新鮮な魚の刺身や干物など海産物のメニューも揃えている!